2009/10/01

STYLE

ライダース流行ってますねー。私は丈が短くてダブルのライダースほどコーディネートしにくいものはないと思ってるんだけど。でも丈が長いライダースって変だよな。
しかし「今年の秋冬はロックが流行り」みたいなの聞くにつけ、もうモードって終了してますよねと思ってしまうのは私だけだろーか。「ロック」と「赤いリップ」ってここ10年くらいメディアが呪文のように呟きすぎだと思います。


ピーター・デュンダスに変わったエミリオ・プッチ。もう、こういうスタイルが永遠に好きだと思う。

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水星のレトログレードがどれだけ関係しているかわからないけど、昨日(30日)から突然何かが開けたようになって、色んな人から連絡が来たり、視界も広がったというか、空とか空気の感じ方がかわってきたりしていて、何だか面白いなと思ってます。
それともホ・オポノポノのせいなのかしらん。
私のテンションがガラリと好転したみたいな夢のようなことではないのだけど、何か流れが変わったのは確か。

まぁ油断大敵っていうか。ハイ。
周りのひとに甘えながら、孤独を抱きしめて生きて行きます。ふむ。

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昨日久しぶりに友達とファッションの話をしたんだけれども、もちろんファッションに限らず、どうプロデュースするか、どうブランドコントロールするか、そういうのが今のシーンを左右しているよねって。例えばそれが裏目に出ているところもたくさんある。特にドメスティックはアートとかマスターベーションが許される世界でずっとやっていて、ここに来て服が売れない、雑誌が売れない、CDが売れない、みんな一緒だと思うんだけど、淘汰されるいい機会、とも言える。ファストファッションが台頭することで、ファストファッションの意味を考える機会が増えればそれはいいことだと思う。とか。
プロデュースっていうのは、服をどうつくるかっていうだけではなくて、例えば何処に卸すかみたいなところまで含めての話になります当然。厳しいですなー。面白いけど。

ジャッジする基準として、高いか安いか、DCかそうでないか、誰の友達か、とかそういう付随する相対的キーワードではなくもっとリアルなものが求められているということですよね。だってリックオウエンスは売れてるっていうんだから。

ドメスティックで今唯一いいのはsacaiだねという話になった。
あとね、基本レディスがより終わってます。ドメスティックはメンズのほうが面白いブランド沢山ありそうだなって思う。

ファッション誌はダントツでHUgEだと思います。

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このマリアカルラおしゃれすぎ。やばいです。私もがんばろーって思う。(何を。)
ねーねーアンナ・デロ・ルッソってもう永遠に歳とらないのかな。ほんと美しいと思う。世界一マノロが似合う女はサラ・ジェシカ・パーカーではなくこの人ですから!憶えておいて!

では失礼します。

2009/09/26

ホ・オポノポノ



ホ・オポノポノの教えについての本
最近よく聞く「ホ・オポノポノ」って何だろうと思っていたのですが、本日本屋さんで発見(いくつかありましたが)。絶対買ったほうがいい、とは思いませんが凄くいい内容。なのでまずは開いてみることをおすすめ。立ち読みでもいいかも。
ホ・オポノポノとは何ぞや、みたいなことはここには書かないですけれども、凄く納得した一節がありましたのでそれのみ引用させてもらいます。

辛い記憶はトラウマに、よい記憶は執着となって、
私たちが正しい判断をすることの妨げとなっている


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最近痛感しているというか、実際色々な人に言われたりだとか、何かで読んだりとか、何かを見るたびに思うことがあって、それは「自分を幸せにできない人が、人のことを幸せにできるはずがない」ってことなんですね。
以前Twitterに(今はTwitterやめておりますが)「もらったことがないものを、あげられるはずがないと思う」って書いたんだけど、それにも通じるような。っていうか人のことを幸せにするみたいな考えかた自体が傲慢ですよね。誰かのためにって思っててもそれは結局自分のためでしかないし、その意識については自分で責任持てよなって話。
でも渦中に居るとなかなかそれに気付けないし、そういうエリア(みたいなもの)って、突然ガコン!って突入するわけじゃなくてゆるやかな坂道(グラデーション)だったりするし、むしろ他の感情が主だからそれに隠れてて気付いたらあれ?みたいなところまで来てしまっていたりとか。まぁ頭での理解に過ぎないと、その後わかったつもりになっててもあんまり意味なかったりします。

まずは自分がどういう状態なら幸せで、どういうものが好きで、どういう場所が落ち着いて、どういう精神状態が楽なのか……っていうことについて、ていねいに思いを馳せて、書き留めたりなんかして、ずずっと温かいお茶なんかを飲んだりして。そういうことを大切にするべきで、でもそれはそこに対する執着とかではなくて……。まぁ、口で言うのは簡単ですけどね。

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強い人間なんていないのかもしれない。
そして、私より大変な思いをしている人なんて数えきれないくらいいる(あたりまえ)。
もちろん人との比較の問題ではないけれども。

これも昔Twitterに書いたけど、自分の人生がどれだけ充実していたかというのは、自分のことがどれだけ好きになれたかということではかれる気がします。

願わくば(願わくは)、そういうことを人と共有していきたい。

2009/09/23

ADDICTED TO LOVE



ちょっと遅めの話題、ADDICTIONです。
今やTHREEも発売されて久しいですが、久々に大型メイクブランド登場って感じで。どちらも国産というところがポイントかなーと個人的には思ってます。

そしてどっちもメイクアップアーティストがプロデュースしていることを打ち出していますが、切り口が結構異なっていて、ADDICTIONのほうはAYAKOさんだけに完璧NYベースというか。メイクの組み立てかた、カラーラインナップ、あーNARSだなって思ってしまうことしきりで、容器やロゴなどヴィジュアルのデザインからもNARSを感じずにはいられないんだけど、逆に言うとわざとそうしてるのかなという気も。あえて違うものにしたりってことはなかったんだなーと思うと、むしろ潔い?
で、90'sなんですよね。すごく。ADDICTIONって。
「アーティストブランド」というものが90'sだし、何かこう、コレクションのバックステージで……とか、そもそも「モード」みたいなものをメイクに求めるという考えかたが90’sですよね。今そういうこと求めてんの?みんな。どれだけの人がモードなスモーキーアイになりたいの?とゆーよりも、モードって今まだ存在してるの?みたいに凄く疑問に思ってしまう。しかもやってるのがコーセーってところも凄く謎で、どうして今コレを?みたいな……。
もちろん私は90'sもモードもNARSもコレクションメイクもAYAKOさんも大好きですよ。だからこそ思うんだよね。
しかしさすがはコーセーというか、ADDICTIONのカラーラインナップもさることながら、テクスチャーみたいなものが大変よろしく、大化けはないにしても、SUQQUくらいは売れて欲しいなーと願わずにはいられない(それは大化けになっちゃうか)。そこはもうADDICTIONの世界観「外」のところにかかってると思うけど。例えば口コミとか、販売員とか。

頑張って欲しい。(適度に)

THREEは「オーガニック+エッジ感」みたいな打ち出しで、どちらかと言うとRMK的というか、使いやすいし、普通にいいんだろうねーって感じです。衝撃みたいなのはあんまりないけれども、丁度いいし、何よりちゃんとしているというか。安心感があって、隙のないバランス取れてる感じで。こういうのが今求められてるんですかねどうなんですかね。っていうかオーガニックコスメってまだニーズあるんですかね。エコとか。ちょっとその辺、本気で気になるところなんですけど。
だからって「モード」みたいなのに回帰はあり得ないと思うし、若者は別として、みんな何処へ向かっているんだろう、というのは凄く謎。メイクという視点で、ですけど。

色々比較するとやっぱり「カワイイ」「透明感」「ツヤ感」「色気」みたいなのが強いんだろうなと思うし、そういう意味ではADDICTIONは厳しいし、THREEは無難かもしれないし、結局RMKがスゴイ、みたいな話になんのかな。
そんでその中でADDICTIONを支持する私がモテる日はきっと永遠にやってこない、みたいな。はい。わかってます。はいはい。

2009/09/21

OUR PREROGATIVE



日々過ごしていると、ほんとうに色々なことを忘れてしまう。

そういえば、ここ何ヶ月かで、ばたばたと色々な人が亡くなっている。私にとっていちばんショックだったのがピナ・バウシュなんだけど、彼女が凄いヘビー・スモーカーだったという話をきいて、煙草を吸わなければもっと長生きできたのにな、とは全然思わないんですね。煙草もドラッグもお酒も何でも、他のひとに迷惑をかけず、何かから逃げたり追われたりすることなく、また依存することなく(依存というのは、ほんとうに難しい問題だと思うけど)、能動的に楽しんでいるのであれば、いくらでもやればいいと思います。

何か話がそれたようなそれないようなという感じだけど、言いたいのは、ひとはいつ死ぬかわからないから、好きな人には好きってちゃんと言って、周りの人に感謝して、あとは楽しく笑って、機嫌良く過ごしていたいなということ。です。いいことも悪いことも、すべて過ぎて行くのだということをよしもとばななのちいさな本(タイトル失念)に教わったし、そうなると日々の過ごし方が大切になる。

で、4月あたりのお店オープンの頃、フレッシュネスによく行っていたのだけど、あそこのマドラーって、格言みたいなのが書いてあって、それが結構よくてメモしてたのでここにうつしておきます。

・you were right in the first place.
・follow your instinct.
・love your enemy gently.
・do it now. not tomorrow.
・you think too much.

あと「今日から小説を書け」みたいなのもあった気が。
私が世の中でいちばん好きな食べ物は、フレッシュネスのハモンセラーノサンドだと思います。最近全然見かけないけど復刻希望。

2009/09/20

T A I C O C L U B K A W A S A K I

行って参りました。TAICO CLUB KAWASAKI。
結構いろんな人に会えたんですけれども、共通して言えるのは、やっぱり音楽好きだと話がはやい、みたいなことかな。別に音楽談義を交わすわけではないんだけれども。音楽というフィルターで私を知ってもらっている安心感というのはあるかもしれない。場所が場所だけに。というか。

噂ではボロクソ言われてたみたいな話も聞いたけど、川崎のTAICOは最高でした。



えーとPlaidから入って、殆ど芝生に居ました。相対性理論でヘリポート、あと最後ほんとにちょっとだけTheoでビーチステージ行ったけど、あとはずっと芝生。
Plaid→相対性理論→Monolake→Sascha Dive→Holden→一瞬Theoって感じで。

芝生のはほんとどれも良かったんですが、まずPlaidが最高に素晴らしかった。いつかのエレグラ以来だったんですが、何か芸風が多岐に渡っていたというか。最近の全然聴いてなかったのですが、色々ひっくるめて独自の世界観を確立してるなーって感じで。Plaidって何か、アニメっぽいというか漫画っぽいところがあるじゃないですか。まぁ可愛いってことなのかな。それがBlack Dogとの違いだと個人的には思ってるんだけど、そこが凄く出来上がっていた。
だからこう、おおーーーー!スゲーーーーー!っていうよりは、何かニコニコしちゃうというか。ニコニコっていうか、ニヤニヤ?ピースフルなニコニコとはまた違って、もうちょっと同人誌的な感じでしょうか。芝生ステージは音も良くて、広さも良くて、周りは工業地帯で、異空間な様子もとてもよかった。最後にあの「小食ですか?」とか、英語で色々質問してくる映像のやつやったよ。最高でした。

で、ちょっと腹ごしらえをしつつ相対性理論見て、Monolake見ようと戻ろうとしたところで、トイレにiPhone忘れたことに気付き、もうだめかと思った、ほんと。インフォメーションセンター行っても「届いてないですねぇ」だし、まぁそうだよなと思いつつ、TAICOで連絡したい諸々の人のこととか、帰宅してすぐSoftbank Shopへ行くこととか、果ては今月の請求金額とか色々考えてしまった。結局友人2人と、iPhoneを発見してくれた見ず知らずのおふたり(会ってない)によってMonolake時に無傷で私の手元に戻るとゆー信じられない奇跡が起こりました。キヌちゃん、うっちゃん、ほんとありがとう!

Monolakeはインダストリアルな感じでとてもよかった。何と言うか、私はもうロックとかよりダンスミュージックのほうが好きなんじゃないか?nine inch nailsより断然Monolakeだし。という気がします。踊れればいいというわけではもちろんなくて、よく「小説より詩のほうが好き」とか言う人いるじゃないですか。フーンとか思ってましたが今はちょっとそういう気持ちがわかるみたいな。つまり余白があるっていうことなのかな。

で、Sascha Diveなんですが。



私は最近ずっとこれを聴いていて、特にMiss Fitz (Maayan Nidam) が凄くかっこいいなと思っているんだけど、こういうのがかっこいいと思う気持ちと、例えばPatti Smithをかっこいいと思う気持ちとは全然別で、もう少し気軽なヒーリングミュージックみたいな。もうある程度歳とると、やっぱDNAとかMARSみたいなのが時につらくなってきたりもするというか。先日一緒に博多へ行った折に母が、「おかあさんはねぇ、映画はもうラブコメが好き。ハッピーエンドのやつ。だってフランス映画で人生について考えたりすると疲れちゃうんだもん」みたいなこと言ってたが、それと同じような気がします。ちょっと軟派だったりミーハーだったりする感じが聴いてて楽、みたいな。
そんな感じのSascha Dive(ラブコメ)で、ためない、お待たせしない感じはLady GAGA張り。ほんと楽でした。何も考えなくていいというか。本人もヤサ男でいい感じ(軟派度が)。娯楽ですね娯楽。

で最後、Holden……。
もう最初からずーっと素晴らしすぎて、何度か失神しそうになりました、ほんとに。
アルバムは限りなくイマイチだったけど(いつだっけ)、アンタ最高。NICOのチェルシー・ガールをかぶせてたときはもうどうしようかと思いました。パッとしなかったらTheoに移動しようと思ってたけど、全然動けず。
彼はある意味ハーモニー・コリンに近いものがありませんか?

ちょっと途中抜けて、義理でTheo見に行ったけど1曲で断念。何か飽きたっていうんじゃないけど、今のこの、ドイツのダンスミュージックモードの私には、Theoはちょっと。っていうのと、おおーー!ってより、ハイハイ知ってる。みたいな感じで、いつものアレね。というか。失礼な話ですがゴメンナサイ。すぐHoldenに戻ってしまいました。

あと私が相対性理論を好きになる日はもう来ないような気がする。いくら渋谷慶一郎が好きだとしても。です。

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何かダラダラ書いてしまいましたが、沢山の会いたい友達にも会えて、話して、踊って、iPhoneも見つかって、寒くて砂だらけになったけど、ほんと楽しかった!TAICOはピースな雰囲気で、あんまりドラッグのかおりがしないというか。メンツも毎回いいし、適度に空いてるし、音もいいし、文句があるとすれば客のゴミ捨てのマナーだけ!床にもの落ちすぎ。気軽にものをポイ捨てする奴、お前もいつか捨てられるぞ!

以上です編集長。

2009/09/19

おひさしぶりでーす



だいぶご無沙汰しておりましたが、この間は切った髪が伸びたり、コルクの椅子買ったり、TGC行ったり、南極料理人観たり、For Maria聴いて泣いたりしてました。

書きたいことは色々あって、いちばん書きたいのは90'sブームってことなんだけど、まぁそれはまた書くとします。

というか、あのですね。
私は6月に離婚と転職をしたんだけれども、まぁ離婚はともかくとして、転職先が、今までの延長線上でありながら、昔からやりたかったり好きだったりっていう世界なんですよね。具体的にはメイクアップってことなんだけど。ということに今更ながらしみじみしています。

何だろう、まぁ有り難いことだなって話なんですけど。

よく「キャリア」っていう言葉を聞くことがあって、ずっと仕事をしていてこれくらいの歳になってくると、特に女性はすごくはっきり分かれるというか。もちろん、若い頃からの目標を全うしているしっかりとした女性もいるけれども(その場合、例えば「通訳を目指してる」「お嫁さんを目指してる」ってのは重さやすばらしさにおいて同義ですよね)、私みたいにぼんやりと生きてきた人間でも、ふと気付くとやっぱり何というか……、20代では許されていたことがそうではなくなっていたりとか。社会において、世間において、等々。女性だけではないですけどね。
で、私は自分の今までを振り返ると、未経験ながらに好奇心で(あるいは、成り行きとして)進んだ環境、選んだ道で、常に人生一年生的な仕事をして来ているので、キャリアとか言われてもあんまりピンと来ないし、何が出来るんですか?って言われても特に答えられないというのがあって、今回の転職も「たまたまお話をいただいたので」って感じだったんですが、そのお知らせをすると何人かの方に「ようやく念願の仕事に就けたんだね!」みたいなリアクションをいただいて、思い出したというか。

だから恵まれているということなんですけれども。

でも、こういう、仕事でも何でも、私は選ぶ側ではなくて選ばれる側だなっていうのはいつも思っています。自分のことは、決めるけれども。例えば食べたいものや聴きたいもの、好きなもの、内側のことは決める。でも自分自身の、対外側の場合はそうではないというか、選ぶ身分ではないなっていうのは思っています。

それからものづくりをする人、ってひとくちに言っても、それはクリエイターだけとは限らないわけで(もちろんクリエイターの定義にもよるけれども)、ファッションで言えば、デザイナーが居てパタンナーが居て、テキスタイルの世界にはそれぞれの人が居て、スタイリストが居て、ミューズなんかも居たりして、量産における地道な仕事も沢山ある。そういうのをひっくるめたものづくりということが、私は好きだし、それにはそれぞれの人の話す言葉が大事だなとしみじみ思います。

つまり私が好きなのは言葉とか会話ということなんだろうな。
だからって決して文学ではないのだけど。
以前「人が居なきゃ仕事なんてしないよね」って話になったことがあるけど、ほんとにそうだと思う。文学はひとりでもできるかもしれないけど、会話はひとりではできない。編集とか、会話とか、色々な言い方ができると思うけど、つまりはそういうことなのかなと思います。

昔、イラストレーターの浅沼テイジさんに「セルフプロデュースしてなんぼだよ」みたいなことを言われて、そのときは全然やりかたがわからなかった。でも今はおぼろげながらという感じで。仕事とかアイデンティティみたいな部分では、ですけど。
それから「花に例えるとダリアだよね」とも言われたな。そのときはえー!やだ!みたいな感じだったけど、真っ赤な毒々しい花としか思ってなかったなーって。花屋でいろんなダリアを見るたびに、割とそうかもしれないとか思っています、最近は。なんというか、すぐ枯れてしまうし。ここからの人生、また色々あるんだろうなって感じでしょうか。

Charaもアヴリルも離婚してしまって、永遠の愛なんてないのかな、とちょっと哀しくなったりしています。まぁ自己弁護じゃないですけど、別れる愛というのもあると思うけどね。

かなりうざい感じの自己紹介風徒然草になってしまいましたが、本日はこのへんで。
では、これからTAICOに行ってきますんで。行く方は現地でよろしくどうぞ。

2009/08/16

Circle of Friends


Circle of Friends@VACANT。行って参りました。

私はヒシャムのアートワークがかなり好きなのですが、とはいったものの。というか。もう顔ぶれ見ると見なくてもわかっちゃうような感じだけど、それでもやっぱりちょっと期待してしまうというか、ひいき目に見ちゃうというか、信じさせてほしい!みたいな。男に依存する彼女みたいな心境(?)で挑んだんですが、もー笑っちゃうくらい期待に応えてくれない内容でした。
いや、こーいうのを初めて見るみたいな人にはいいと思いますよ。別に。
でも例えば、2000年の「Kim's Bedroom」から何か進化してんの?こういう世界。もちろん好きだけど……。「Beautiful Losers」みたいなドキュメンタリーというわけでもなく、しれっと現在進行形でこれをやっちゃうということに少なからず疑問を感じるし、ひとつひとつの作品のクオリティとか見ても、もうなんだかよくわかんないなぁみたいな。これを今、ここでやる意味って何なんだろうと思ってしまう。

先日GYREでジンのイベントありましたよね。私は行ってないのであんまりどうこう言えないけど、多分同じような感じだったんじゃないのかなという気がして。もちろんDIYの精神とか……こう、基本的には好きなんだけど、だからこそというか。何で今ジンでイベントなんだろう?っていうか。もちろん情報発信というか、コミュニティとしてのジンっていうか、そういうのはいいんだけれども、それって群れることとは真逆なんでは?と思うんですよね。それなら歴史あるコミケのほうがずっと健康的で潔いなというかね。

ともあれ「Circle of Friends」は会期中一度作品の入れ替えがあるようなんですがもう行かないかな……。あれで800円はほんとにないと思う。VACANTじたいは嫌いじゃないつくりでしたが。



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しかしあのへん久しぶりに行ったけど、相変わらずなところ、こんなのあったっけ?みたいなところと色々でナカナカ楽しめました。LADとかいつからあそこに?あと久しぶりにマーチンの店に入ったら、川村カオリのポラとサインがあって涙。FOREVER21とか適当に見て帰宅。

2009/08/12

うそ

博多に来ております。

親戚一同に離婚のご挨拶やら、回転寿司やら、母親と阿修羅展やら、何故かLOFTで家計簿買ったり、母親にアロマ選んであげたりしております。はい。
特にとんこつラーメンとか食べてないから。

先日も誰かとの話に出たんだけど、結婚式と同じスケールで離婚式やったほうがよくね?っていう。皆さん離婚のときってどうしているの?っていうか、まぁ離婚はしないに越したことはないですけれどもね。はい。
以前の「暮しの手帖」には「自然に知れ渡ることだから、(親戚等にも)特にお知らせする必要はありません」みたいに書いてあったけどどうなんですかね。まぁ友達とかに対しては、わざわざ「実はこの度…」みたいなかしこまったご案内は不要としても、親戚はそうもいかないでしょーと思うのは私だけ?まぁそれぞれでいいと思いますけど。っていうか離婚はしないほうがいいですけども。はい。

私もできれば今後もう離婚はしたくないっす。

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で、阿修羅展なんですけど、太宰府天満宮から程近い、九州国立博物館つーとこでやってまして、こちら阿修羅もさることながら、常設展みたいなのが秀逸なので機会がありましたら是非。
好きな作品で性格を占うみたいなのがあって、伊万里焼選んだらこんな結果。

海外の人って…。

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帰りに久々に大宰府の参道を通ったのですが、猫も杓子も梅ヶ枝餅売ってる中で、これ売ってる店を発見。



小さいころ祖父の家にあって、どれだけ怪しい民芸品だよと思ってたんですが(アイヌの木彫りとかもあった記憶)、今見ると結構かわいいな。っていうかこれ鳥だったんだこけしだと思ってた。

こちらに若干詳しく説明が。

大宰府駅前にはこんなご挨拶が。


拡大しますと

かーわいー

2009/08/09

徒然散歩

用事があってお茶の水に行ったので(ヨウジといえば、山本耀司が大変なことになってますね)、神田の古本屋2〜3軒に立ち寄りました。店ごとに特化しているジャンルが違ってすごく面白い!

いちばん長居したのはこちら。

「げんきどう」ってよむのかな

美術書が多かったのですが、別冊太陽とか店頭の日当り良すぎのとこにぞんざいにディスプレイされてました。いいんでしょうか?色々興味深いものも多かったけど購入はガマン。

私は伊藤若冲が好きなのですが、琳派もかなり好きだなーと思う。クリムトより琳派ですね(金つながり)。若冲はほんとにどれも高くて(昔の図録とか)人気っぷりが伺えました。
こういうようなところにSTUDIO VOICEを持っていったらもうちょっと高値で売れたろうに。まぁ仕方ないですな。

−−

その後赤羽橋恵比寿とハシゴしてMARK BORTHWICKの展示に行きました、SIDE2のほうがNADIFFの10倍いい展示。正直NADIFFは「こりゃねーだろー」と思ってしまった。先にSIDE2行って良かった、逆だったら行ってなかったと思う。


SIDE2ではパフォーマンスしたみたいです。

マークに関しては、露光の強いドキュメンタリー風(ってかヒッピー風)になってからあまり興味が持てなくて、やっぱりどうしても90'sなんですかね、私が。ファッションやってたころのスタンスとか空気感が好きでした。それこそ昔のPurpleとか。なんですけど、SIDE2の展示はすごく良かった。ギャラリーの方曰く、lammfrommの展示が本当におすすめのようなので行ってみます。246のほうは行かないかも。



仕事に対するスタンスはともかく、マークは家族を大事にする人だっていう印象が凄くあって、そこが本当に好きだなって思っているんだけれども、最近CHARAのこととかもあったりして、何だか仕事と家庭のバランスとか、恋愛と結婚のバランスとか、そういうものが本当に難しいんだなぁと実感することしきりです。
好きだけじゃだめなんだな、というか。ハイ。

2009/08/07

シルクロード

たまには美容ネタを。

私は混合肌で敏感肌で油断するとアトピー勃発、ホルモンバランスが悪く口周りの吹き出物は基本、みたいな最悪な顔なんだけれども、例えばアルコールが駄目とか、そういうわかりやすい基準みたいなものがなくて、体調にも左右されるし、はずしちゃうと肌が大変なことになります。

造形もそうなんですけど、ほんとに難しい顔。

人にメイクをされて美人になったことがない。まぁもともと美人じゃないのでアレだけど、ベターになったことがない。っていうんですか?肌色もパーツのバランスもほんとうに悲しい感じなんですよね。

と、まぁメイクの話はよくて、本日はスキンケアについて言いたいんだけど、私はほんとに結構乾燥するので、どんなに湿気が多くても化粧水だけとか絶対にNG。夏場でもクリーム使用みたいなタイプでした。朝も。
イメージとしては、水の上に乳液の上にクリームの上に下地の上にリキッドの上にパウダーって感じなんですけれども、ここ何年か加齢のせいか、肌がほんとうにベタつく。
で、最近ミネラルファンデーションを使っています。私は特に「界面活性剤は悪」みたいな意識を持っている人間ではなくてむしろその逆なんだけど、最近RMKすらベタついて無理になってきていたので、割とミネラルファンデーションは救世主的な存在。
パウダーファンデっていう認識だと某モイスチュアシフォンが大好きな時期もありましたが、もう目元がすごくなっちゃう、夕方くらいになると。加齢が浮き彫りになるというか。でもミネラルファンデーションはそうならないですね。わかんない、メーカーにもよるのかもしれないけど。

で、その流れで新たな認識を持ったアイテムというのがありまして、それは何かと言いますと、シルクパウダーなんですね。
ハウシュカはじめ、オーガニックコスメ界隈では割とメジャー感のあるこのアイテム。私はそれ系の人たちがフェイスパウダーについて「天然にこだわった結果シルクに行き着いた」くらいにしか思ってなくて、どうやって使っていいかわからず、長年興味示してなかったんですけど、これ、スキンケアに使えるのね。
具体的には化粧水のあとにシルクパウダーを乳液のかわりに使用する、以上!っていう。なんともアグレッシブかつアナーキーな響きですが、実際やってみるとめちゃくちゃいいです。今の季節だからなのかな?という気もするのでしばらく続けようと思いますが、化粧水でみずみずしい肌をふわっと覆ってさらさらになります。
更にアミノ酸だからだと思うんだけど、あのちょっと粘度のあるしっとり感みたいなのがあって、肌に栄養乗ってる感じ。
その上にミネラルファンデなんだけど、よくミネラルファンデって「素肌のような気持ちよさ」(=つけてないみたい!)ってコピー言いがちじゃないですか。私は素肌でいるとべとつくので、ちっとも気持ちいいイメージ持ってないんですね、素肌に対して。でも今シルクパウダーとミネラルファンデを組み合わせて使っていると本当に気持ちよくて、みなさんは素肌の状態ってこんなにいいの?と思うことしきり。です。

シルクパウダーは基材として安く手に入るみたいなので、何か色々いいことずくめだなというか。まぁでも同じシルクパウダーでも繭の部位っていうか。によって効果も色々みたいです。
あとシルクアレルギーっていうのがあるみたいで、それに該当する人はだめみたい。
でも最近「肌に触れる部分はシルクしか纏わない」みたいな話もよく聞くので(下着、靴下等)、ほんとにシルクっていいんでしょうね。
ちなみに私が使っているのはMIMC。ここのはちょい高めですね。


ハウシュカはボディ用なんだー。なんでだろう。

2009/08/05

AYANA Villa



つーのがあるみたいです。

Ayanaっていうのはサンスクリット語で、いくつか意味があるみたいなんですけど、いちばんは癒しの場みたいなことみたいで、ふーんって感じですね。サンスクリットとかヒンディーとか「〜yana」みたいに終わる単語が多いので、まぁそんなもんかなと思いますが、大学のときどの先生も教えてくれなかったよ。もっと早く言ってくれればインドで話題にできた(かもしれない)のに。みたいな。

意味はともかくサンスクリットってのはやっぱり何か嬉しいですけどね。名前つけた親は絶対知らないと思うけど。名前の意味訊いても答えてもらったことがなく、どっちかっていうと「まぁ何となくつけた」みたいに言われることが殆どな訳ですが、漢字にしてもこのサンスクリットにしても、まぁ後付けでいいのかなって何かコーネリアス(69/96)気分。

Ayanaの意味を前にどっかで調べたのが以下。
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The word Ayana has three meanings:-
1) a resting place, or support or abode.
2) upaya or means.
3) fruit or objective.
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ちなみに最近立て続けで「本名でネット検索したらこのサイトが出て来て笑った」とゆーお話をいただくのですが、どうしたんでしょうか?割と前のものなので、早く偉業を成し遂げて別のページがトップに来るようにしたいもんです。いやでも目標は専業主婦。
ちなみに特に癒し系のキャラではありません。

それはともかく、忘れがちだけどバリってヒンズー教なんだよね。是非一度行ってみたいです。で、どーせ行くならAYANA Villaに行ってみたいなぁ。すごい高そうだけど。リゾートは全く興味無いけどさすがにスパはちょっと興味アリ。

2009/08/03

RichardのRはRealのR

眠。春ですか?この状態。油断すると3秒で寝れます。

さて先日髪を切る際にイメージを色々探していて、私が好きな、ボブの似合う人って誰だろうかと考えてたんだけど、アンバー・バレッタとかアニー・モートンかなーと。アンバーは額が広すぎるので、私が切るときの参考には1mmもならないんだけど、画像検索していて出てきたこの写真がすごくかわいいので記念に載せときます。



私がアヴェドンを知ったのは間違いなくVERSACEの広告だと思う。当時クリステン・マクメナミーとナジャのコンビとか、ステファニー・シーモアとか、それからトリッシュ・ゴフとか?あの辺のモデルの躍動的なポーズをダイナミックに撮ってるのがスゴイナーと。その頃ユルゲン・テラーやデヴィッド・シムズ、エレン・ヴァン・アンワースなんかが好きだった私は(今もだけど…)、「好きじゃないけど、スゴイ人」みたいに思ってました。

そこから彼が特別な存在になったのは、この写真をどこかで見たとき。



どこで見たのか忘れてしまいましたが、何なんだろうこの写真はって。それから凄く好きになりましたね、マリリン・モンローすら好きになりそうでしたねこれは。この「隙間」みたいなのがにじみ出てるところがもう。そこから無名の人たち(炭鉱とか)を撮ったのなんかを一通り見て、ファッション写真に戻ってくると、もう凄すぎて泣きそうって感じで。
好きな写真家は?と訊かれて「アヴェドンです!」って開口一番、とゆーわけではないのだけど、もう別格というか、ほんと好きです。偉大すぎ。

あとは2ヶ月前くらいにBACHの事務所で拝見したこの写真集がとても秀逸なので、こちらもおすすめ。カトリーヌ・ドヌーブの写真が鼻血まっしぐらです(エロ的な意味ではなく)。


AVEDON FASHION 1944-2000


で、一般的に有名なのはコレデスヨネ。


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あと最近カウボーイ・ケイトがどーのこーので巷に割とアレですよね。それというのも以下略。

2009/08/01

んで、


髪切りました。
もちろん着てるのはPatti Smith T。

dream of life


去る7/30、「dream of life」の先行上映会に行って参りました。ひでかずさんありがとう!
なんだか本人が来るってことをすっかり忘れていて、トークショーってパティ好きな業界人が集まって適当に話すやつだと思ってた、ごめんなさい。あそこでひでかずさんに会わなかったら帰ってました多分。そりゃプレス席も用意されてるわな。

映画はほんとうに素晴らしくて、何かこういうこと言うのはアレですけど、これを観てしまうと「エビちゃんみたいになってモテたい」みたいなこと言う自分がいかにバカかっていうのが。ハイ。見どころとしては、ANN DEMEULEMEESTERと一緒にWilliam Blakeの墓を訪ねるところですかね(他イロイロ)。愛に溢れたいい映画、とかそういう次元じゃなくて、もうただただひれ伏すしかないという感じ。

私にとってのPatti Smithっていうのは……ほんとに何なんだろうと思うんだけど、全てにおいて理想の人というか。音楽はもちろん、生きかた、考えかた、センス、かわいさ、かっこよさ、それはもう外見的なことから内面的なことまですべてにおいて。私は好きな人って本当に沢山居て、でも例えばKim GordonとかPJ Harveyとかとはもう全然別格なんですよね。当たり前か。
Pattiを好きになったのは多分中学3年〜高校1年くらいだったんですけど、POP GEARっていう雑誌が当時あって、GUNSの特集か何かで買ったら「ROCKの名盤」みたいなコーナーだか冊子がついてて、そこに「Hoses」が載ってたんですよね。当時いわゆる「洋楽」っていうか……それまでGBとか買ってたのが、GUNSとかSKID ROWとかSTONESとかDOORSとかJANISとかHANOIとかVELVETSとかNICOなんかを聴きはじめて(めちゃくちゃですが、何となくわかってくれるよね)、ロックの歴史みたいなものを知ろう知ろうとしていた時期で。
何処で「Hoses」を購入したかは憶えてないんだけど、当時「GLORIA」ばっかり聴いてましたね。思えば全部のアルバムを当然のように揃えたのも彼女が最初という気がします。

しかし当時ってもちろんネットもないし、足繁くレコード屋に通ったり本や雑誌を舐めるように読んだりして横の繋がりを見つけて、って感じで自分で情報を取りにいく時代だったと思う、そういうことをしてくることが出来てほんとに良かったですね。どっちがいいということではないけど、時間がかからないってことはいいことばかりじゃないし、あの時代があったから色々なものが鍛えられたというのはあるかもしれない、本当に。同じ音楽を何度も聴くし、試聴といえばレコード屋の試聴機なわけで、いちいちライヴ感があるというか。
今このネットの時代に多感な時期を過ごして居たとしたら、私は音楽を好きになっただろうか?ってのは結構疑問。まぁどーでもいいですけどね。

で、やっぱり私はニューヨーク・パンクが好き。そしてその温度はデュシャンが好きと思うそれと繋がるし、でも、この映画はパンクという言葉で括るのはあまりにも色々なものが含まれすぎています。
Pattiの凄いところは、それはもう沢山ありすぎるけれども、いちばんは何と言っても、生きていることだと思う。

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(C)Mirei Hattori/murmur magazine

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ZAMIANGがTシャツ作ってたのは知ってたのだけど、2種どっちにしようか悩みに悩んで、最終的には両方購入。売り子のおねーちゃんが「ヒステリックグラマーコラボTシャツでーす」って言ってたけど間違ってない?そもそもコラボって何だよ。
個人的にはHYSよりZAMIANGのほうが嬉しかったりするのはどーしてかね。不思議です。ZAMIANGって確か「AMAZING」のアナグラムだったような気がするけど、どうでしたっけ。
もうこの夏はpattiとATAKのTシャツしか着ませんのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

つーことで、以前の渋谷パルコギャラリーの役を、今ラフォーレミュージアムが担ってるんじゃない?って気もする。ので頑張って欲しい。

2009/07/29

Long Island, Midnight Invitation


ほんとうにどうしたことだろう?って思う。あまりにも色々な人が亡くなりすぎではないでしょうか?最近。まさか、この人までもが、と 結構動揺しています。

川村かおりについては、私はぜんぜんファンではなかったんですけど、それは音楽(666)とかアパレル(ROYAL PUSSY)とかそういう視点で興味なかったってことなんですよね。ヴィジュアルとかはすごく好きで。だからモデルやってるところなんかは好きでした。LIMIなんて最高でしたよね。エリサもNIUも居て、みたいな頃。
いくつか出している本も読んだりしたけど、ああ悪い人ではないんだなって。やっぱり切なさとか痛みとかそういうものがあって、その上で愛があるっていうのは強いし、子供がいるっていいなと思ったりもしていました。

こんなこと言うのもあれなんですけど、こんなに色々な人が居なくなっているのに、どうして私は生きているんだろう?って思ってしまう、どうしても。比較する問題じゃないけれども、身近な人でも遠い人でも、凄く才能があったりとか、生きるべき人っていうのが本当に沢山居て、でも何かしら健康じゃなかったりする、心だったり身体だったり。或いは亡くなってしまったり。「トーマの心臓」じゃないけれども、私が交換することって出来ないんだろうか?と思ってしまう。全然卑下とか卑屈とかそういうことではないんだけど、フラットにそう思ってしまう、どうしても。
あの人が居ない世界に自分が生きている意味がわからない、とかいう相対的な話ではなくて、もっと個人的かつ一方的な感情なんですけど。


この頃のこのふたり、ほんとヴィジュアル的には好きです。

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刹那的にはきっといつまで経ってもなれず、悲しいくらいお子様な状態で、私は歳だけ取っていくのかな。と考えると凄くばからしい。生きているのが辛いとかそういうことではまったくないんだけど……。どうしてなんだろうね。渋谷さんの言ってた「いつでもいいんだけどね」っていうのは、立場も何もかも全然違う私が言うのも何だけど、それでも凄くよくわかる、リアルに。

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里美さんは似てると言われることが割と有。で言われると嬉しいです。
つうかこの親子が似てすぎ。

2009/07/28

Baby one more time


このコーディネート完璧じゃない?ジミヘンって感じで。
私はアレなんですけど、ほんと足が綺麗な人はどんどん出すべき。とはいえ、今の日本女子の露出具合については、肌の露見面積みたいなこととはまた別の角度から、どうなんだろうと思いますけど。お前が言うなって感じですけど、何か品がないというか貧乏くさいというか、本来日本人って露出に耐え得る仕様じゃないんじゃない?という気がする。
もの悲しさで言うとBLACK COMME des GARÇONS(のTシャツ)みたいな。
可愛い子もいっぱい居ますけど、ハリウッドセレブをファッションのお手本にする時代が意外と長引いてるなーって思いますよね。

しかし、アメリカが素敵な国だと思っていたのはいつまでだっただろうか。

それでも私はパリよりロンドンより、NYが合っていると信じているけどね。今でも。
どんなにNYコレクションに興味が持てなくても。つーか日本でいいですけどね。東京もコレクション興味ないしね。

まーパンクで言ったらLONDONよりNYなのは間違いないんですけど。それリアルタイムじゃないしな。

で、ほんとに余るほどお金があっても、私は絶対に古着を着ることをやめないと思う。古着とアンとバレンシアガとステラあたりを組み合わせて、それでもやっぱり足元はスタンスミスなのかな。でも、古着かアンかバレンシアガかステラかどれかひとつしか着てはいけない、ってなったら古着を選ぶんだろうな。

それから、ユニクロはお洒落かどうかっていうフィルターで語ってはいけないブランドだと思うので、「ユニクロなのにこんなに凄い」みたいなこと言うのそろそろやめませんか?


2009/07/26

Perfumeの明るい絶望



ここ最近ずーっと私が聴いているのはmouse on the keysの新譜ではなくてPerfumeなわけなんですけど、今更。
ほんと今更だということはわかっていてですね、何だろう、多分安室さんが好きみたいなのとは全然違って、もっと言うと好きとはちょっと違って興味深いって感じですかね。LADY GAGAみたいなもんだ。GAGAすごくないですか?割と応援しちゃう、ああいう人。

あとアレです、mouseの新譜ですけどこのひとたちライヴが良すぎるために音源がうすく感じる、そうめんみたい。ライヴ見てなければ普通にいいのかもしれないけど、見ちゃってるからな。ああいうエモーショナルな昭和歌謡、みたいなテイストを音源に盛り込むのって難しいの?Perfumeは普通に昭和歌謡だけども。曲は同じなのにここまで違うのかー。ってしょんぼりしちゃう。特に「Forgotten Children」という曲が好きなんだけど、えー……こんな曲だったっけ?って思ってしまうことしきりです。個人的には。

で、Perfumeの話に戻るんだけど、「⊿」 と「GAME」を聴いてるんですね。で、それ以上でもそれ以下でもないっていうか、そこから何処に行く気もないんですけど、まぁとりあえず聴いてます。私は「⊿」が2009年版の「ヘッド博士の世界塔」だと思っていて、それが何なのかというと、まず色々なところからのパクリ(ミックス?)具合がとても秀逸で、あくまでもMADE IN JAPANで、今の気分を体現してて、どこか退廃的、っていう感じがすごくオーバーラップします。メロディも割と渋谷系っていうか、昭和歌謡だし。あと全体的に「いつかみんな死んでしまう」とゆームードが漂っているのがアレですよね。明るい絶望って感じで。
っていうかこれ普通に90'sでは?という気もした、今。
「edge(⊿-mix)」あたりを聴くと、これまんまVitalicじゃ?とか思ったりするけど、うっかりしてるとratatatが乱入してきたりして凄く面白い、で、この四つ打ちの感じとペンライト振るアイドル文化が普通に共存しているっていうのが、ほんとこんなの日本人にしかできないです、色んな意味で。

Perfumeの3人がカワイイとか、曲がいいとか、そういう次元じゃなく、現象としてPerfumeに興味があるし、それはどっちかっつーとジャニーズに対するそれと似ている。
でも今の中田ヤスタカって当時の小室哲哉みたいなもんだと思うんですけど、Perfume聴いてしみじみするのは、あー、小室の時代ってインターネットなかったなーって。あとPerfumeってスーパーカーみたいな要素もあるっていうか、時間が経って「Perfumeかー、いたよね」みたいな感じで語られることになって、曲を聴いて懐かしいとは思っても、恥ずかしいと思うことってあんまりないような気がする。それが小室と大きく違うし、今多感な時期を過ごしてる若者たちはよかったね。みたいな。(誰ですか?)

まぁ私が多感な時期に聴いてたのはPRINCESS PRINCESSですけどね。ってこの話はもういいよね。

ちなみに私はかしゆか派。派っていうほど思い入れないですけど、あの小悪魔ぶりはすごい。素直に尊敬します。

日本人であること




どうですか?最近。
私は元気でやっております。

先日機会がありまして、靖国神社に行ってみたんですけど、生まれて初めて。ハイ。
私は霊感とか全然無いし、まぁ何を知っているわけでもないのであんまり言えないですけれども、ここって本当に神社ですか?神様がいるとはとても思えない……みたいなこと言ったら誰かから刺されそうだけど、いわゆる神社にある独特の空気感が皆無。何かすごい大きな陰謀みたいなものを感じて怖かったわー。その正体は、別館の土産物コーナーみたいなところを見てはっきりしたというか。みたいな感じなんですけど。機会があったら行ってみてください、すごいからマジで。

思うのは、日本ってほんとにスマートでもなんでもなくって、面倒臭くって、ダサくて、しみったれてて、図々しいなぁって。所詮人間なんて世界中みんなそうなのかもしれないけど、日本独特の湿度とか粘度みたいなものがある。それは土着の新興宗教とかそういう物にも現れているんだろうなーとか何となく思ったりします。バガボンドとか読んでるとたまに出てくるあの感じ。

っていう国民性と、マスコミの厭らしさの相乗効果の成れの果てって感じだったな。その不快な感じって多分昔から、今もずっと続いてるんだろうな、TVとかで。どっちがいいのかわからないけど、私はもうほんとにTVを観てないので、そういうのは本当にしらけてしまいます。まぁTVという媒体を否定する気はないですよ、全然。
というか私のこの国民性の無さっていうか……。それはTVが無いことに起因してるのかもしれない、もしかして。

別にどっちがいいということではないんだけど。

しかし汚い部分を見ないようにして、正義とか忠誠とか仁義とか名誉とか栄光とか言うのは本当にやめてほしい。物理的な汚さじゃなくて、心のなかの汚さをちゃんと見せてほしい。そういうのちゃんと解決してから、次に行ってほしい。呑気にエコとかグローバリズムとか言ってる場合じゃないのでは?と危惧してしまった。

私は私で、やっぱり日本人であることが好きでいたいと思う。そのためには白洲正子さんの本を読んだりとか、松岡正剛について考えたりとかだけじゃなくて、ちゃんとこういうところに来て、バカみたいなことも受け入れて、そういうこと前提にしていかないとだめだな、と思いました。

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というわけで引っ越しさせていただきました。ごめんなさい。
個人的にやっているブログなので、誰かと誰かをリコネクトしたり、特別な異次元への窓口だったり、どっかの誰かが偽名を使ってやったりしてるブログではないので、悪しからず。
匿名ってほんと興味ないんだよね。では今後ともよろしくどうぞ。

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